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たくさんとは?/ レイク

[ 490] 短くておもしろくて完結している漫画×たくさん。 - Something Orange
[引用サイト]  http://d.hatena.ne.jp/kaien/20071018/p1

文庫全3巻。吸血鬼ものの最高傑作。この作品に比べれば、アン・ライスの『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』も凡作に見えてくる。
文庫全5巻。フランス革命にオスカルという架空の人物をぶち込み、すべてがカタストロフィに至るプロセスを描ききった永遠の名作。いや、おもしろいよ。
文庫全8巻。数百年ぶりに地球にやって来た人魚たちと、チェルノブイリ原発の物語。ぼくが知っているすべてのハッピーエンドのなかで、この結末が最も美しく、最も残酷。
文庫全8巻。いわずと知れたボーイズ・ラブ漫画の嚆矢だが、それ以上の作品。圧巻は構成力。二人の主人公の親の世代にまでさかのぼって宿命の物語を綴っていく。
全3巻。はるかな未来、争いあいながらも地球をめざすミュウと人類の抗争史。いまなお色あせないおもしろさを保ち、最近、ふたたびアニメ化された。
文庫全7巻。成田美名子の代表作。見分けがつかないほどよく似た双子の兄弟が、傷つけあいながらもやがて和解に至る。
中篇。川原泉が最も天才的だった頃の代表作のひとつ。一応、フィギュアスケート漫画なのだが――あの結末はちょっとぼくには形容しようがありません。
川原泉なんて文庫で2冊以上の作品はほとんどない。萩尾望都にも文庫で全10巻を超える作品はありませんね。
少年漫画とか青年漫画しか読んだことがない向きは、萩尾の「半神」や「エッグ・スタンド」や『銀の三角』を読んで打ちのめされるといいよ。
短篇。わずか16ページに半神とひき裂かれた少女の魂の慟哭をこめた奇跡の傑作! 日本短篇漫画史上の最高傑作のひとつといっても、異論は多くないと思う。
中篇。萩尾の中短篇のなかでは決して有名な作品ではないかもしれないが、最も好きなもののひとつ。愛と死の寓話。
全1巻。よしながふみが、「何度読んでもよくわからない」と語っていた、難解な作品。たしかに何度読んでもよくわからないが、とにかく凄いことだけは一度でわかる。
完結版全3巻+外伝1巻(単行本では未完)。高河ゆんの初期代表作。同性愛志向によって滅亡しようとしている天使たちと、かれらに管理される地球人(アーシアン)。
あとまあ、ファンタジィがお好きなら、紫堂恭子のの『辺境警備』と『グラン・ローヴァ物語』も押さえておいていいかも。ほのぼのしたなかにも残酷な現実が垣間見える作品です。
文庫全2巻。『辺境警備』と同じ世界の数百年前の物語。ちんけな詐欺師の青年が大賢者につき従ううちに次第に成長していく――と書くと、全然作風をあらわしていない罠。
あと、秀逸な短編が読みたい向きには、ぼくが偏愛する『マダムとミスター』がオススメ。遠藤俊子はこれがいちばん好きですね。
はるかな英国が舞台。亡き夫の財産を受け継いだわがままマダムと、彼女のトラブルに巻き込まれる万能執事のあれやこれやを、連作短編の形式で描く。漫画ではあるけれど、外国の短編小説のような味わい。
文庫全2巻。少女幻想の極北、この世のものとも思えないほど美しく、ただ愛されることによって生きる「観用少女(プランツ・ドール)」と人間たちの交錯。
森博嗣の原作を完全に再現したミステリィ長編。原作もおもしろいけれど、勝るとも劣らない出来。Amazon画像があるのでこちらを挙げたけれど、いまはバーズコミックス版のほうが入手しやすいかも。
さて、このように少女漫画は短い傑作が山ほどあるのですが、少年漫画の場合は、ヒットした作品は大長編化する傾向が顕著なので、あまりめぼしいものを思いつきません。
全2巻。人知を超越した魔物たちに対して、ただ、その卓越した頭脳だけを武器に立ち向かっていく非力な少年の物語。短くまとまっていて、なかなかおもしろいです。
全10巻。知的サスペンス。初期は一種の推理ものだったが、次第にすべては宇宙へと収斂して行く。各話のタイトルはすべてSF作品から採られている。
単行本全8巻、文庫全5巻。はるかなる源平合戦の時代、孤独な魂を燃やして生きつづけた天才、源義経の生き様。ここでは、画像があるので単行本を挙げておきます。
美女、美少女描きの印象がつよい作家ですが、この作品の義経はどんな女性よりも美しい。たしかに話が源平合戦に移ってからはいまひとつなんだけれど、それでも最終的な悲劇まで描ききれなかったことが惜しまれます。
ゲイの美少年と、同じくゲイの怪盗が、湯水のごとく金をばら撒きながら勝負する。細野不二彦少年漫画家時代の秀作。
ま、掲載誌がたまたま少年誌だったというだけで、少年漫画の王道とはとてもいえない異色作ですが、おもしろいですよ。
それから、少年漫画とはいっても、もう少しオタク寄りの作品となると、やっぱりおもしろいものがいろいろありますね。
全4巻。話はめちゃくちゃだが、後半の絵はすさまじく綺麗。作者の健康上の理由でクライマックスをのこしたまま完結したという悲運の作品。小説版で完結したってほんとかな。
外伝1巻を含めて全5巻。ほのぼのとした田舎村を舞台に、画家志望の少年と異種族の子供の日常を綴る。『辺境警備』にちょっと近いかも。この作品で迎夏生はひとつの壁を破ったと思う。
全2巻。水野良の原作を超えることはなはだしい傑作。絵に神が宿っている。日本で生み出されたヨーロッパ風ファンタジィの最高傑作かもしれない。
全10巻。とくに傑作というわけではないが、主役の少年と少女の年の差カップルが何となく好き。こういうひと昔前の角川系の漫画は好きだなあ。いまははやらないだろうけれど。
全1巻。続編あり。1冊で完結している漫画としては、日本で最も有名なのではないでしょうか。この世界に嵌まったらアニメも見てみることが吉。
画期的、革命的、歴史的、伝説的傑作。ひと言で説明できるような内容ではありません。読んでもらうしかない。
あと、ジャンル的に青年漫画に含まれるかどうかわかりませんが、ぼくのバイブル『あっかんべェ一休』の名前を挙げておきましょう。
人生に悩みがあるひとは、ぜひ読んでみて下さい。そこらへんの自己啓発書よりためになることは保障します。
文庫全2巻。「釈迦といふ いたづらものが世にいでて おほくの人をまよはすかな」。はてしない魂の彷徨の果てに、ついには仏教の枠を飛び出すに至った破戒僧一休の生涯。
全2巻。ピカソやジャン・コクトー、ココ・シャネルらが闊歩した第二次世界大戦前夜のパリを舞台に、「人生はメロドラマ」と謳い上げた作品。結末は切ない。
結論。漫画のおもしろさは長さとは関係ない。短くてもおもしろい作品はたくさんある。もちろん、長くておもしろい作品もたくさんあるけれど。
考えてみれば世の中には全10巻以内で終わっている漫画のほうが多いわけで、考えはじめると再現なく浮かんでくることも当然か。
一休を入れるのならやはり石の花だって押すべきかと。あれは80年代の漫画の中でも間違い無く最高峰に位置すべき作品の一つだと思います。にしても、少女漫画で傑作となるとやはり欧州の白人を舞台にしたものが多いですな。実際これで欧州では大御所たちの作品が受け入れがたくなっていいるは皮肉な話ですが
上の紹介もにある精霊使い(エレメンタラー)ですが講談社から再販されるみたいですねたしか今月だったと思います。なんで講談社から、と思いましたが。新しい後書きとかあったら絶対買うんですけど。あと小説のほうも面白いですよ・・・面白かったとしか記憶にないですがorz微妙に(というかかなり)流れに乗ってませんが「ファンシー雑技団」に一票。シュールだけどチョイエロをはさんでくるギャグ漫画ですね。初期はすごい楽しかったです。後半はぐだぐだで雑技団のメンバーが出なかった記憶が・・・スィちゃんキィちゃんbbb
『精霊使い』好きだったなあ。あの絵と雰囲気だけで押し切られる。ストーリーはあってないようなものだけど、ただの画集にはなってないあたりが好きです。『ますらお』の北崎拓作品の中での浮きっぷりは凄いですよね。最初は「無茶なことを……」と思ってたけど、途中で「認めざるを得ないなこれは」とか偉そうに考えてたのを思い出します。序盤から中盤くらいのテンションを最後まで続けて完結してればそうとうな傑作になったんじゃないかな。
『魔狼王烈風伝』懐かしい。コンプ好きだったんだけど、途中で分割されちゃった辺りから、パワーダウンして読まなくなったんだよな。あんな「大人の事情」がなければとなぁ、と今でも思う。
イースもローンナイトも完結したんですよね。ローンナイト2もでてるはず。あのころのコミックコンプは結構好きだったんですけども、当時から単行本派だったので、発売されない単行本をえんえん待っていられず放置状態>10年後にヤフオクでまとめて購入という形になってます。そしてようやく手元に届いた本を読んでみて思ったことは、10年という年月は短いようでじつは長いってことです。読み手の趣味趣向や考え方も変わってしまっているのでとてもついていけない(特にイース)状態になってしまったのを感じ、改めて年を感じました。
遠藤淑子では「ヘブン」「ヘブン2」をはずせないかと。いずれも1巻で完結。遠藤作品中SF設定で唯一成功しているものであり、特に後者は全作品中でも別格だと思います。
『ワンダル』と『魔狼王』が嬉しくて思わずコメント。コンプ時代は風雲伝でしたよね。ローンナイトもイースも好きでした。一撃必殺玉砕倶楽部が未だ単行本化されてないのが……。少女漫画はここのラインナップとは趣向が違っていると理解しつつ岡田あーみんを推したいです。
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